プラセンタで毎日キレイ
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ヤコブ病と関係が?プラセンタ注射と献血

ヒト由来のプラセンタ注射を一度でもしたことがある人は、献血が禁止されています。
これは、プラセンタ注射を行った血液からヤコブ症が感染する可能性が完全には否定できない為です。
ということは、プラセンタを注射することによってヤコブ病に感染する危険性があるということなのでしょうか。

そもそもヤコブ病とはどのような病気なのでしょうか。
ヤコブ症とは致死率100%の恐ろしい病気です。
感染ルートや治療法、潜伏期間など解明されていないことの多い、謎の多い病気です。
ヤコブ病は抑うつ状態などの精神障害や運動障害、言語障害などの初期症状を発症したあと、1年から2年で死に至ると言われています。

ヤコブ病に感染すると、脳は次第にスポンジのようにスカスカになってしまい、
あらゆる機能に障害が現れ、寝たきりになってしまいます。
感染ルートは分かっていないことが多いですが、症状が狂牛病に似ていることから、狂牛病に感染したウシの特定の部位を食べてしまうことにより感染するのではないかと考えられています。
また、通常は50代から70代の比較的年を重ねた方が感染することが多い傾向にあります。
しかし、若年で発症する場合もあり、この場合は遺伝によるものが原因と考えられています。

そして、もう一つ感染の原因ではないかと疑われているルートに輸血による感染があります。
プラセンタの原料となる胎盤は、エイズや肝炎など感染症に罹患していないか厳重に検査された健康な女性の胎盤を使用していますし、有効成分を抽出する際には、加熱処理や滅菌処理が行われています。
しかし、ヤコブ病に関しては、有効な血液検査の方法がまだ存在せず、また120度加熱処理では原因となる物質が殺菌されないため、理論上感染を完全に否定することは今のところ出来ません。

そのため、ヒト由来のプラセンタに関しては注射で摂り入れた場合、その成分が体内に残りやすく、影響を受けやすいことから献血が禁止されるに至りました。
しかし、過去にヤコブ病に感染したという事例もなく、その可能性もかなり低いことから、副作用のない安全な治療方法として現在でも多くの人に利用されている治療方法です。

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